top of page
萬福寺ポスター1.jpg

「彼方はいつもさまよっている」

第1回萬福寺アーティスト・イン・レジデンス企画展

このプロジェクトについて

「彼方はいつもさまよっている」展は、萬福寺を会場とし、四人の日中若手アーティストと二人の中国人キュレーターがチームになり、多様な作品を展示する現代アートの展覧会です。歴史的建造物の空間で現代アートをお楽しみいただけます。

はじめまして。萬福寺アーティスト・イン・レジデンス運営事務局です。

この度、萬福寺アーティスト・イン・レジデンス企画「彼方はいつもさまよっている」展プロジェクトに目を通してくださりありがとうございます。

アーティストはコロナ禍の中でも、常に社会と向き合い、独自の鋭い視点から作品を生み出し続けています。世界でZEN(禅)やマインドフルネスが注目されている中、日々心をととのえることで修業の場としている禅寺の大本山萬福寺を舞台に、禅と現代アートを繋げるプロジェクトと場を用意します。

2021年12月15日より、萬福寺アーティスト・イン・レジデンス企画展「彼方はいつもさまよっている」を開催します。

参加アーティストは、6月から本レジデンスアーティストとして香福廊(こうふくろう)で制作を続けている幸山ひかり・監物紗羅、11月より本レジデンスに参加した中国出身の現代美術家 舒達 に加え注目の若手アーティスト REMA、共同キュレーター李静文・侯米蘭 により、中国にゆかりのある萬福寺を会場に、グローバルチームで展覧会を開催いたします。作家や芸術に触れる機会、作家と皆様の出会いの場として、一緒に仲間として展覧会を支え、作り上げていただけると嬉しいです。

展示概要・コンセプト・会場詳細: About

CONCEPT

彼方の向こうに、始まりはある。

1970年代に渡日していた南アフリカの詩人マジシクネーネは、詩作「祖先の時代」で次のように書いてある。「人類の思想は、まるで山の洞穴にように深く、人間を不安にさせる。」人間として生まれてきた自身はいったいどう生きるのか、この問が我々を未知の遠く彼方への不安に誘う。「汝自身を知れ」という言葉は、哲学者ソクラテスが真理を探究する出発点となっている。禅においても、彼岸、すなわち悟りの世界への修行では自分自身の心に向き合うことが肝要であると説かれている。「自己を究明すること」は哲学、宗教、芸術の基本テーマである。

萬福寺の歴史を振り返ると、1661年に隠元隆琦が渡日し、遂には一宗の開祖となって日本禅宗の展開に多大の影響を及ぼした。その後、禅の哲学は、鈴木大拙や久松真一らによって、日本の禅から世界のZENへ広がった。ZENと現代アートの接点は1960年代のアメリカから始まり、前衛芸術団「フルクサス」によりジョン・ケージやオノ・ヨーコ、から最近では村上隆まで多くのアーティスト活動はZENの思想の影響を深くうけている。ビデオアートの先駆者、ナム・ジュン・パイク(白南準)によるZEN的な概念とテクノロジーを結びつけた《TV仏陀》という作品も一例として挙げられる。

今回出展される若手アーティストたちは、各ジャンルのアート領域に表現メソッドを探り、「自己を究明すること」にアプローチを試す。彼らは制作を通して、創造的な態度で自身の存在を洞察し、人々に自省する窓口を開いてくる。

コロナ禍の中で、あらゆる方面に生活が閉ざされた今こそ、今回の展覧会を通して、観客が新たな自分と出会うことを期待し、日本美術の源流である仏教美術とともに、デジタルアート、日本画、インスタレーション、工芸的表現など、多様なメディアで作られた作品を鏡として、自身と対話し、心の奥底に潜んでいる「無意識」を意識することが可能となるのではないだろうか。

共同キュレーター:李静文 × 侯米蘭

展示概要・コンセプト・会場詳細: 文字

黄檗宗大本山 萬福寺

609621a7-98c8-4e18-b391-63d74386c0fb_edited.png

​展覧会会場紹介

京都府宇治市にある黄檗宗大本山の寺院「萬福寺」。


1661年に中国僧「隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師」によって開創された禅寺の一派です。

萬福寺の建造物は、中国明朝様式を取り入れた伽藍配置です。創建当初の姿のままを今日に伝える寺院は日本では珍しく、代表的禅宗伽藍建築群として、主要建物23棟、回廊、額などが国の重要文化財に指定されています。


明朝体のルーツとして有名な黄檗文化ですが、江戸時代の鎖国していた時代に、 建造物・美術・印刷の他にも、普茶料理・隠元豆(いんげんまめ)・西瓜(すいか)・木魚なども隠元禅師から日本にもたらされ、日本に海外の文化芸術を広く伝えました。


お寺はかつて美術を鑑賞する場、美術館のような役割、最先端の研究や教育の場としての役割を持っておりました。本展覧会では、その魅力的な歴史的建造物を生かし、庭園や空間を生かしたインスタレーションの展示を行います。

萬福寺ホームページ萬福寺Instagram

香福廊

香福廓イラスト小-_2_ (2).jpg

萬福寺アーティスト・イン・レジデンス紹介

萬福寺では、アーティストを支援するアーティスト・イン・レジデンスプログラムを2021年6月より開始し、現代アートの発信地として、世界へ活躍する次世代アーティストを支援する活動を行っています。境内にある『香福廊』では、作品制作から展示・販売、ワークショップ などを行い、訪れる人々が多様な文化と触れ、感性を高める場づくりを目指しています。

次年度以降のレジデンスアーティストも公募しています。アーティストとキュレーター・映像作家・フォトグラファー・エンジニアなど多彩な2人以上のコレクティブやユニットでの参加と、海外でのオンラインメンバーや他の地域の遠隔参加などが組み合わさることで、アフターコロナの新しい表現の機会となることを求めています。

オープン・アトリエとして、歴史ある空間で滞在アーティストの制作活動が公開され、アーティストとの交流を交えながら鑑賞していただきます。お客様やアーティスト同士のコミュニケーションを通して発想が広げられ、京都のアート市場や地域文化の活性化につなげます。

香福廊ホームページ香福廊Instagram

只今2022年参加・滞在アーティスト・アートコレクティブ募集中!!


応募詳細は こちら

展示概要・コンセプト・会場詳細: Services

​本展は、DARTによって3D・VR空間上にアーカイブされ、展覧会期終了後も、多くの人々が国内外からバーチャルに訪れて鑑賞・作品購入ができるプラットフォームとして記録保存されます。

引き続きご注目 ご支援の方 よろしくお願いいたします。

展示概要・コンセプト・会場詳細: テキスト
bottom of page